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技術情報


インライン再生とインタラクティブ再生


Flash Liteコンテンツには、WEB上での再生方法としてインライン再生とインタラクティブ再生があり、Flash Liteコンテンツの特徴に応じた再生方法でコンテンツを表示することが可能です。

図: インライン再生とインタラクティブ再生

1.  インライン再生
HTMLファイルの一部として、テキストや静止画、アニメーションと同時にFlash Liteコンテンツを表示することが可能です。インライン再生時にはキーイベントが取得出来ないので、ユーザによるキー操作で動作するようなコンテンツの場合、キーイベントは無効となります。
2.  インタラクティブ再生
Flash Liteファイルを直接指定して表示画面全体をFlash Liteコンテンツとして表示させる (HTMLファイルに置き換わるイメージ) ことが可能です。インタラクティブ再生時にはキーイベントの取得が可能です。

外部ファイルとの連携


ActionScript「loadMovie() /loadVariables() 」を使用することで、ユーザのキー操作を契機に、再生中のFlash Liteファイルに別のFlash Liteファイルをロードすることが出来ます。ダイナミックにファイルを読み込むにはユーザ操作が伴わなければ実行されない為、ユーザ操作無しでloadMovie() /loadVariables() が実行されるようなFlash Liteコンテンツを作成した場合には、loadMovie() /loadVariables() は無効となり無視して実行されます。

尚、再生中のFlashファイルに読み込むことが出来るファイルはFlashファイルのみであり、JPEGには対応していません。

図: 外部ファイルとの連携

Nativeアプリケーションとの連携


getURL() を利用して、Phone_to指定の場合には電話番号をパラメータとした発信画面へ、mail_to指定の場合にはメールアドレスをパラメータとしたメール作成画面へ、URL_to指定の場合にはURLをパラメータとしたWAPブラウザ起動へとそれぞれ遷移させることが可能です。

1.  Phone_to
getURL() の引数としてtel: 以降に続く電話番号を埋め込まれたオブジェクトをユーザが選択することで、Phone_to動作へ遷移することができます。

tel:
phone number
0〜9,P,p,*,# (%23) , - (ハイフン) のみ指定可能 (最大36byte)


getURL (tel:09000000000) ;

2.  Mail_to
getURLの引数として、mailto: 以降に続くメールアドレスなどが指定されたオブジェクトをユーザが選択することにより、Mail_to動作へ遷移することができます。

mailto:
mail address
Eメール送付先アドレス
合計最大640byte
cc
mail address
EメールCc送付先アドレス
bcc
mail address
EメールBCC送付先アドレス
subject
text
Eメール題名 (最大100byte)
body
text
Eメール本文 (最大1000byte、添付指定不可)


gteURL (mailto:xxx?cc=xxx&bcc=xxx&subject=xxx&body=xxx) ;

3.  URL_to
getURLの引数として、URLが指定されたオブジェクトをユーザが選択することにより、ブラウザを起動し指定されたURLを開くことができます。ブラウザが終了したら、直前のFlash Liteファイルの先頭フレームに戻ります。

http://
url
リンク先URL (最大1024byte)
https://


getURL (http://www.kddi.com/mobile/) ;

4.  同時に呼び出せるgetURL() の数
同時に実行できるgetURL() の数は1個のみです。前の処理が完了する前に、別のgetURL() が命令された場合には、先に起動されたものを優先とし、後から指定されたものは破棄されます。

位置情報連携


FSCommand() の引数として、device: 以降に続く位置情報送信先サーバのURLを指定されたオブジェクトをユーザ操作により選択することで、ネイティブ測位に切り替え位置情報を取得、指定先への送信を行います。これにより、サーバ側でユーザの位置情報に合わせたコンテンツ配信が可能となります。なお、測位可能な方式は基地局方式による測位が可能です。

url
url
算出した位置情報を返すアドレス。255byte以内。


fscommnad (device:location?url=xxx ) ;

テキスト入力


ユーザによってテキスト入力された値をFlash Liteコンテンツに引き渡すことが出来ます。これにより、Flash Liteコンテンツ内で入力フォームへ任意の文字列を入力させてサーバへアップロードするなどが出来ます。

テキスト入力として指定されたテキストが選択された状態で、ユーザの確定キー押下によりFlash Liteコンテンツ内のテキスト入力の選択状態から端末のテキスト入力画面へ移行し、その後ユーザが確定することで、入力された値をそのテキストの変数に戻します。この時、Flash Liteコンテンツ内で入力文字種別と文字数を指定することが出来ます。入力文字種別は以下の表のようにFSCommand2() のSetInputTextTypeを利用することで指定することが出来ます。なお、ツール内のテキストのプロパティでパスワード入力を指示すると、文字がアスタリスクで表示されます。

入力文字種別
Type
入力可能文字種別
数字のみ
Numeric
数字
英字のみ
Alpha
英字、半角記号
英数字のみ
Alphanumeric
数字、英字、半角記号
制限無し
NoRestriction (デフォルト)
漢字、絵文字、全角記号、数字、英字、半角記号

パスワード入力
(ツール内テキストのプロパティで指定)
制限無しと同様

再生シーン毎の利用できるActionScriptの種類


再生シーン毎で利用できる各ActionScriptの種類は以下の通りです。FSCommand(device:〜) 、getURL() 、 loadMovie() /loadVariables() はユーザ操作が伴わないと動作しないScriptであるため、インライン再生や待受画面設定時等キーイベントが取得できないシーンでは利用できません。更に、loadMovie() /loadVariables() はWEB以外での利用を禁止しています。なお、その他のScriptはどのような条件下でも問題なく動作します。

 
キー
イベント
FSCommand
(device:)
FSCommand2
(StartVibrate)
FSCommand2
(StoptVibrate)
getURL()
loadMovie() /
loadVariables()
その他の
ActionScript
WEB
インライン再生
×
×
×
×
インタラクティブ再生
データ
フォルダ
グラフィックフォルダ
×
サウンドフォルダ
×
端末
機能
待受画面
×
×
×
×
スクリーンセーバ
×
×
×
×
通常着信
×
×
×
×
Eメール受信完了
×
×
×
×
アラーム
×
×
×
×

着Flash (アニメ) コンテンツ


着Flash (アニメ) コンテンツ用dispositionにより配信され、データフォルダのサウンドファイルに保存されたFlash Liteファイルを通常着信やEメール受領完了音、アラーム音に設定することができます。通常着信、Eメール受信完了音、アラーム音設定中はキーイベントを取得することはできず、インタラクティブ性は提供されません。

1.  FScommand2() を用いた着Flash (アニメ) コンテンツ
Fscommand2() により、今までにないトリック仕掛けの着Flash (アニメ) コンテンツが作成可能であり、また、GetCallerInfoでは発信者情報の取得も可能となっており、より状況に応じたダイナミックなコンテンツが提供できます。
2.  着信時の発信者情報の取得
着Flash (アニメ) コンテンツで、つぎの関数を利用することで、着信時に発信元の電話番号とそれに紐付くアドレス帳に登録されているユーザ名を取得し、Flashコンテンツ内に取り込み表示することができます。

シンタックス
Status = FSCommand2 ("GetCallerInfo","CallerName","CallerNumber")
戻りステータス
-1
アラーム設定ではどのような状態においてもこの値が戻ります。なお、データフォルダ再生や、着信設定時にはこの値は返されることはありません。
0
発着信番号 (CallerNumber) とそれに紐付いて登録されるアドレス帳の発信者名 (CallerName) の両方の取得に成功した場合にこの値が返ります。
1
発信者番号 (CallerNumber) が取得できているものの、それに紐付いた発信者名がアドレス帳に登録されていない場合にこの値が返ります。
2
発信者側の "非通知設定" 等により発信者番号 (CallerNumber) が取得できていないものの、その状態が発信者名の代替として "非通知設定" や "公衆電話" や "通知不可" がCallerNameにて取得できた場合にこの値が返ります。
3
着信があったものの、発信者番号 (CallerNumber) 、発信者名 (CallerName) のいずれも取得できなかった場合にこの値が返ります。ただし、現実的にはこの値が返ることはありません。
4
データフォルダ再生や、誤って待受画面やWeb上で再生された場合、着信音設定画面でのプレビュー等でこの値を返します。
CallerNameの結果の値
アドレス帳に登録されている発信者名の文字列もしくは "非通知設定" "公衆電話" "通知不可" 等の代替文字列
CallerNumberの結果の値
09000000000などの発信者番号

3.  着Flash (アニメ) コンテンツ再生時の注意事項
着Flash (アニメ) コンテンツを再生した場合、着信時にきちんとSMAF音を鳴動させる為に、SMAF鳴動を基軸とした動作を行い、その他Flashコンテンツとは異なりますので十分ご注意ください。

a.  Flashアニメーションの再生終了時間より、含まれるSMAFファイルの再生終了時間の方が早い場合

SMAFファイル再生終了とともにFlash自体の再生を終了し、頭から自動再生する。

図: 着Flash (アニメ) コンテンツ再生時の注意事項1

b.  Flashアニメーションの再生終了時間より、含まれるSMAFファイルの再生終了時間の方が遅い場合

SMAFファイル再生終了までの間、先に終了したFlashアニメーションの最終フレームを表示した状態でストップし、SMAFファイルが再生終了するとFlash自体の再生を終了し、頭から自動再生する。

図: 着Flash (アニメ) コンテンツ再生時の注意事項2

c.  Flashアニメーションの再生終了時間より、含まれる複数SMAFファイルの一番最後のファイルの再生終了時間の方が早い場合

一番最後のSMAFファイル再生終了とともにFlash自体の再生を終了し、頭から自動再生する。なお、SMAFファイルが重なる時間においては、通常Flashと同様に後から指定されたSMAFファイルが優先される。

図: 着Flash (アニメ) コンテンツ再生時の注意事項3

d.  SMAFとSMAFとの間に間隔が空いている場合

SMAFファイル鳴動時に次に鳴動すべきSMAFファイルが直後に検知されない場合、鳴動中のSMAFファイル再生終了のタイミングでFlash自体の再生を終了し、頭から自動再生する。

図: 着Flash (アニメ) コンテンツ再生時の注意事項4

Flash Lite機能


機能
説明
Flash Lite1.0
Flash Lite1.1
インライン再生
HTML内にFlashファイルを埋め込んで再生する方法。従来のGIFアニメーションと同様のイメージとして利用が可能。
インタラクティブ再生
Flashファイルを直接指定して、全画面をFlashだけで表現する方法。再生中は、ActionScriptの利用が可能なため、キー操作によるインタラクティブなWEBページの作成も可能。

(注1)
サウンドファイル再生
キー操作はもとよりフレーム単位でのMIDIファイルの指定が可能であるほか、MIDIとSMAFなど異なる形式のサウンドデータを1つのFlashファイルに含めることができる機能を準備。

(注2)
外部ファイル連携
loadMovie() /loadVariables() の利用が可能なため、キー操作により再生中のFlashファイル内へほかのFlashファイルをロードすることが可能。
Nativeアプリケーション連携
getURL() を用いて、Phone_toを指定することで電話発信動作へ、mail_toを指定することでメール送信動作へ、URL_toを指定することでブラウザ起動動作へ遷移することが可能。
その他アプリケーション連携
fscommand() を用いて、位置情報の測位および測位結果の送出が可能。
テキスト入力
ユーザによってテキスト入力された値をFlashに引き渡すことが可能。
発信者情報連携
着Flash (アニメ) コンテンツとして端末機能に設定された時、着信時に発信者の電話番号、およびその番号に紐付くアドレス帳の発信者の名前を取得することが可能。

(注3)

注1)  Flash Lite1.1ではFscommand2() など一部機能追加
注2)  Flash Lite1.0ではキーイベント時のみ再生可能
注3)  着Flash (アニメ) 対応機種のみ可能

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