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深澤:色っていうのは、機能だと僕は思っているんです。だから、その機能を裏切っちゃいけない。それが情緒的な、つまり、例えばこれ(MIDORI)だと、いろんな人がカエル色だとか、抹茶色だとかいろいろ言ってくれるんですけれど、そういうことって、すごく情緒的な部分に対しての機能ということで、それをちゃんと受け止めているものだと思うんですよね。色はマーケティング上の戦略とかいろいろあるんですけれど、実は前のコンセプトのときはすごくたくさん色を作りましたよね。あれの色を全部やりたいんですよね。
ただ、やっぱり商品上それだけ作り込めないっていうこともある。今回はあんまりロジカルに戦略的に何がいいっていうことがはっきり決定しないうちにだんだん決まってたかなという感じはあります。ただ、残さなきゃいけなかったのは、最初にあったこの色(SILVER)。むしろ、自分が考えるときは、どんな色でもこのデザインに塗ってくださいといえるようなものをデザインしたいとは思っていますね。この色は合わないなとあまり考えないで、たいがいまとまったというか、ある種の破たんのない形を出したときには、特にこういうテロンとした形を出したときには、かなりビビッドな色を塗っても、かなり渋い色を塗っても、それなりにハマっていってしまうところはあります。だから、色で破たんするっていうのは、ある意味元があんまりよくない場合もあったりします。
質問者3:ありがとうございます。
勝:よろしいですか。はい、ありがとうございます。色というのも、タナカさん。映像でも大きいものですよね。
深澤:映像のほうも、もうちょっと宣伝というか、まだ言っちゃいけないようなことを言ってください(笑)。みんなに期待させちゃってください。僕はかなり楽しみにしてますから。
タナカ:先ほど言ったみたいな、今までのデザインケータイといわれているコミュニケーションとは確実に違う。
深澤:(笑)。
深澤:(笑)。
タナカ:だから、映像空間の中で「触ってみたい」とか。
勝:触りたくなるような。
タナカ:この触った感覚が、触った人の中で「そうそう、こういう感じ」みたいなことが少し分かることをいかに出すかっていうのが、今回のCMの一番のミソで。
それと、ちょっと懐かしいとかかわいいとか、そういう気持ちも出してあげようかなと思って。今までちょっと二枚目路線のシリアスなデザインケータイの広告が多い中に、ちょっとかわいいとか、懐かしいみたいなことも出してます。ちょっと変わったCMなんで、ぜひ皆さん見てください。あとで、「なんかこのプロダクトを台無しにしたCMだった」っていうこともあるかもしれません。お手柔らかにお願いします(笑)。
深澤:いやいや(笑)。そんなことあるわけないよ。
タナカ:でも、自分なりに真剣に考えてやってみました。触ったときの感動を映像化するにはどうしたらいいかということを。
深澤:ああそれ、すばらしい。
勝:楽しみですよね。
タナカ:そこが今回のチャレンジかな。